河間 俊成

入職を決めた理由

私は獨協医科大学卒業生でもなければ当院で初期研修を行ったわけでもありません。都内の「高給ハイポ病院」で2年間過ごしました。自分の希望を満たす施設が中々見つからず内定をいくつか抱えつつ8月頭までぶらぶらしていた際に当院で後期研修された先生を紹介いただき入職を決めました。当医局はシフト制で4週8休の体制を取っており残業もなくon-offが明確で家庭、趣味嗜好、勉強などのプライベートにも時間割くことができ、それが担保されているからこそ仕事に集中できると感じました。

レジデントとしての魅力

施設によっては入局半年で独り立ちし夜勤一人で3次救急を担当するハイパーなところもちらほらみました、そしてローテに自由度がなく高圧的な施設もありました。
当医局はゆっくりそれぞれのペースでの成長することができ、また希望のサブスペシャリティ(内視鏡など)への出向や学習サポートもあります。参考書も買っていただけます。ハイポな環境で初期研修病院に好きなだけ本を買ってもらっていた私には安心材料豊富です。
つまり自由度が高いという事に帰着します。(令和スタイルと勝手に呼んでいます)

入職を考えている皆さんへ

興味の有無関係なく診療科を選ぶ時代となったと私は考えます。しかし刺激性がなければ絶対に続きませんし先々のキャリアプランも見えてきません。救急科は幅広い患者層を担当し、常にいろんな診療科の「いま」の治療に触れます。様々な手技をこなして患者対応に当たりますので飽きる事はなく、その経験は間違いなく専門医取得後の次なるキャリアプランに活きます。サブスペシャリティの道に進んでもよし、転科してもよし、今話題の訪問診療や救急クリニック立ち上げなどもよし。私は「救急科は人種のるつぼ」と思っています。当医局も同期や先輩含め幅広い年齢層で目指す方向が違う「るつぼ」を体現しています。
そしてきっと多くの方は「救急科はハイパー」と考えている方もいるでしょう、そして大学や医局は”近寄ってはいけない領域”と考えている人もいるでしょう。私もそのように考えてずっと市中病院の見学をいくつもしましたが本医局はそのイメージとはかけ離れております。まるで市中病院のような風通しのよさであり暖かさです。学閥もなければ論文作成、学会発表、大学院進学がdutyなんてこともありません。
初期研修病院は妥協せず数年かけて吟味する一方で、後期研修病院は妥協する方が非常に多いです。私も当医局に出会わなければ就職浪人も視野に入れていたぐらいです。決して妥協せずご自身の目指す働き方、研修環境を突き詰めてほしいと思っております。そして当医局はそんな皆様のご意見を受け入れる寛容な環境です。ぜひ一度見学にいらしてお話しましょう。見学したら入局しないとけないということはありません。研修医という立場をぜひ活かして遠慮なくあちこちにお邪魔して専攻医のレベルを吟味し働き方含めた本音をつかみ取ってください。
最後に…進路に悩む人こそ新専門医制度下ではまず救急科に進むべきだと思っています、何をしたいか不明瞭な人はまずお話しましょう。

金沢 吉恵

入職を決めた理由

初期研修でローテーションした救命救急センターでは、救急搬送されてくる傷病者の数が多く、内因性疾患、外傷症例など幅広い範囲の症例を経験できました。また、初期治療から入院後の集中治療管理を行っているので、豊富な経験を積むことができました。医局の雰囲気がよく指導に非常に熱心な先生の方々がいらっしゃることや、仕事のon-offがはっきりしていて仕事とプライベートを両立しながら研修生活を送れる働きやすい環境が入職を決めたきっかけでした。

レジデントとしての魅力

当科での後期研修の魅力は、多くの手技を身に着けることができることです。専門的な治療が必要になる症例が多く、血液浄化装置、心肺補助装置、内視鏡による検査から治療、IVRなどの治療を経験することができます。また、救急専門医資格を目指しながら興味がある分野のサブスペシャリティーの専門医取得も可能であることや、関連施設への院外派遣もあり、より多い勉強の機会を得ることもできます。

入職を考えている方へ

救急と言ったら、とにかく忙しいと思われることが多いかも知れないですが、仕事で疲弊してしまうような環境ではありません。スタッフが一丸となって重篤な患者さんの治療に臨む、緊張感が溢れる救急医療の現場をぜひ見に来てください。また、改装された救命救急センターのきれいな環境も魅力的であり働きやすいと思います。レジデントとして入職を考えている皆さんのご疑問などに答えますのでぜひ一度見学に来てください。

大塚 文敦

入職を決めた理由

後期研修を始めるにあったって入職先を考える段階でいくつか進みたい専門の診療科が出てくるかと思います。それと同時に半年後には自分の進路を決定していかなければならないとなったときに、色々と不安が出てくるかと思います。私も果たして自分でできるのかと不安は多くありました。私が入職を決めたきっかけはローテションで研修をしたときにファーストラインで対応するやりがいを感じたことや、医局の雰囲気が良かった点があります。上級医に相談しやすい環境や、疑問に思ったことを相談できたり、アドバイスなどをすぐにもらえる環境にとても安心感を覚え、魅力的に感じました。また救急以外にも自分のやりたいことを学びに行ける環境もあり、そういった環境も入職を決めるきっかけとなりました。

レジデントとしての魅力

当科での後期研修の魅力は自由度が高いことがあるかと思います。救急の専門医を取得するには十分な症例が集まりますし、集中治療や熱傷、外傷、内視鏡、IVRといったサブスペシャリティの専門医の取得も院内派遣や関連施設などで十分学ぶことができるかと思います。また、on/offがはっきりしていることもあり、自由時間や勉強時間をしっかり取れることや、ERが新しくなったこともあり、新しい施設で働けるのも魅力の1つです。

入職を考えている方へ

初期研修で様々な診療科を経験していざ専門を考えようとしたときにいくつか候補が出てくると思います。どの診療科もやりがいがあったり、魅力があったりと決めきれないところはあると思います。そんな中で救急であれば、ある程度広く経験できること、自分が最初にその患者さんの手助けができるということは魅力の1つであると思います。また、救急の専門医取得までに一旦プログラムを中断して他の専門医を取ったあとであっても、中断したところから再開して専門医を取得できるという魅力もあります。また、当医局はon/offがはっきりしており、時間の融通もきくことや、興味のある分野に関しては勉強に出させてもらったりして救急や興味のある専門分野の知識を深めていくこともかなり自由にできるかと思います。
救急に興味がある、今診療科ちょっと迷っているというのであれば、一度見学に来ていただければと思います。