ご挨拶

獨協医科大学埼玉医療センターの救命救急センターH Pをご覧くださりありがとうございます。当センターは埼玉県で6番目の3次救急医療機関として1998年に診療をスタートしました。私は3代目のセンター長として2015年10月より着任し、地域に密着した救命救急センターを目指して院内の医療スタッフと一丸となって日々奮闘しています。当センターは多くの救急専従医がいるとは言えませんが、各診療科、看護部、薬剤部、その他院内の多くの部署と連携することでより多くの救急患者の対応に努めています。救急専従医それぞれが個性を活かし、一つの医療チームとしてまとめていることが当センターの特徴の一つだと思っています。救急はもちろんですが、災害医療も重視しており災害派遣医療チームや精神科医療チームの活動にも深く関わっています。また教育機関としての使命も担っており、年間40名以上の初期研修医、医療関係の学生、救命士などの病院研修も受け入れています。
救命救急センターの設備としては機能充実に向けたリフォームを行い、2022年9月より新しい病棟や設備での診療がスタートしました。初期治療室には新たにアンギオCTを導入し、今まで以上に迅速な初期対応が可能となりました。I V R治療にも積極的に取り組んでいます。3次救急に搬送されてきた重症患者はER-ICU、中等症や回復期の患者は救命救急センター病棟にて入院管理をしています。多くの連携病院の協力により早期転院も実現できるようになりました。急性期から開始したリバビリテーションの継続、患者や家族の様々な要望にも応えることが出来ています。
今後更なる発展と救急医療のニーズに応えるべく、当センターの使命に共感し、私たちと一緒に地域に密着した救急医療に携わっていただける仲間を探しています。医師、看護師はもちろんのこと、救急に興味がある医療関係者の連絡をお待ちしております。

獨協医科大学埼玉医療センター
救命救急センター長
救命救急センター主任教授
救急医療科 教授
臨床研修センター長
松島 久雄